ニンニクたっぷり料理でスタミナをつけたい!でも匂いが…
暑い夏、スタミナをつけるといえばニンニク!
ニンニクに含まれる成分には、疲れを取り除き体力を回復させ、血行を良くする効果があるので、昔から疲労回復、風邪の特効薬として頼りにされてきました。
平安文学にはこのようにも綴られていました。
「源氏物語」には、自分の元に通ってきた男性貴族に「今日は風邪薬(ニンニク)を食べて口臭が気になるのでお会いできません」と断る女性が登場することからも、昔から重宝されてきたことが伺えます。
薬効がたっぷり詰まっているとはいえ、匂いが玉にキズなのは今も昔も変わらないのですね。
このように、ニンニクを食べて元気を出したいけど匂いが気になる、そんな方にはニンニクのハチミツ漬けがおすすめです。
<ニンニクのハチミツ漬け>
皮を剥いたニンニクをハチミツに漬け、冷蔵庫で1か月ほど保存するだけ。
ハチミツに漬けることで匂いが弱くなります。
ニンニクは刻んで薬味や料理の味付けに活用し、ハチミツはお湯で割って飲むと、あの独特な匂いが良い風味に変わって疲労回復効果のある健康飲料になります。
急に風邪っぽくなって、ニンニクを漬けている時間がない、という時はニンニクの味噌玉で風邪のウィルスを撃退しましょう!
<ニンニクの味噌玉>
- ニンニク1片の薄皮を剥き、オーブントースターやフライパンなどで軽く焼きます
- 焼いたニンニクをすりおろし、味噌(小さじ1)と混ぜ合わせて丸く固めます
- 丸めたものをオーブントースターで再び焼き、軽く焦げ目がついたら湯呑に入れ、180mlの熱湯を注ぎ飲みます
※ニンニクは胃腸への刺激が強いため、空腹時や体力が消耗している時は特によく熱して食べるようにしましょう。