スッキリできない日々とはサヨナラ!昔ながらの便秘解消法
便秘に悩まされている方も多いかと思います。
便秘が当たり前の状態になるほど慢性化している方もいれば、時々便秘になるという方もいるでしょう。
どちらにしてもお腹やお尻がスッキリしないのは、誰だって嫌なものです。
便秘の不快感から逃れようと便秘薬を使っている方もいるでしょうが、今度はその便秘薬が癖になってしまって便秘薬を手放せなくなってしまったという方も少なくありません。
便秘薬に頼る前に、昔ながらの便秘解消法を実践していきましょう。
味噌湿布
便秘というのは大人の方だけがなるものではありません。
小さなお子さんにも便秘というのは起こり得るものです。
しかしながら、小さなお子さんの便秘を解消するために市販薬を使うというのは不安があるでしょう。
味噌湿布であれば、市販薬のような不安もなく安心して便秘解消を目指していくことができます。
では、味噌湿布の作り方についてです。
まずは、味噌200gに1片分のおろししょうがを混ぜます。
それに熱湯をゆっくりと注ぎながら、泥のような状態になるまで練っていきます。
練ったものをフェイスタオルなどに塗り伸ばして、その上にガーゼを乗せます。
フェイスタオル側の部分をおへその中心部に乗せて、上から蒸しタオルをあてて10分ほどそのままにしておきます。
これが味噌湿布というものです。
もともと味噌としょうがには血行をよくする働きがあります。
このふたつの食材をお湯で練ることによって、その熱が肌に伝わります。
血液循環がよくなりますので、腸のぜん動運動が促されるのです。
実際に味噌湿布をしてみるとよくわかるのですが、ポカポカとしてとても気持ちがいいものです。
このリラックス効果も便秘には効果的で、味噌湿布をした数分後から数時間後にはお通じが来るといわれています。
大根葉の青汁
便秘には青汁がいいというのは知っているものの、その青汁に大根葉を入れるという方はあまりいないかもしれません。
実は、大根葉の青汁は便秘にとても効果的なのです。
大根自体は日常的にスーパーなどで購入しているものの、葉っぱの切られているものを買っているという方も多いかもしれません。
しかしながら、大根の葉っぱというのは現代人に不足しがちなビタミンやミネラルの宝庫です。
大根を購入するのであれば、葉っぱのついているものを積極的に選んでいきたいものです。
では、大根葉の青汁の作り方についてです。
まず、20gほどの大根葉をよく洗って、みじん切りにしましょう。
それをミキサーにかけます。
ミキサーがない場合には、すりこぎとすり鉢を使います。
大根葉がペースト状になったら、それをガーゼなどで濾していきましょう。
あとは、濾したものをそのまま飲むだけです。
もし、飲みにくいという場合には同じ量のオレンジジュースなどで割って飲むといいでしょう。
これが大根葉の青汁というものです。
基本的に緑の野菜で作る青汁というのは、胃腸を丈夫にしてくれるものです。
この大根葉の青汁を毎日飲み続ければ、不足しがちなビタミンやミネラルを補給することができるだけではなく、腸の調子も整ってくるでしょう。
大根1本分の葉っぱで5回分ほどの青汁を作ることができます。
さつまいも粥
一般的にも、便秘解消のためには食物繊維がいいと言われています。
食物繊維といえばさつまいもという方も多いでしょう。
ここではそのさつまいもを使ったさつまいも粥についてご紹介していきましょう。
さっそくですが、さつまいも粥の作り方についてです。
お米40gをよくといで、30分ほど水に浸しておきます。
さつまいも30gほどをよく洗い、皮つきのまま1cm角にカットしていきます。
カットしたさつまいもは水にさらして、アクを抜いてきましょう。
水気を切ったお米とだし汁300mlほどを鍋に入れて、火にかけます。
沸騰したら弱火にして20分ほど加熱します。
そこへカットしたさつまいもを入れて、さらに15分ほど炊いていきます。
味に物足りなさを感じるようでしたら、ごま塩などをふってもいいでしょう。
これでさつまいも粥の完成です。
さつまいもはいも類の中でももっとも食物繊維が多いと言われています。
しかも、ヤラピンという腸の働きをよくしてくれる成分も含まれています。
豊富な食物繊維が便を柔らかく、かさも増やしてくれます。
さらに、ヤラピンが腸の働きをよくしてくれるため、自然な形で便秘解消を目指していくことができるのです。
さつまいも粥の優しい味わいが体の中にしみわたることでしょう。