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昔ながらの日焼け後の対処法

意外な使い道生活で便利な知恵
昔ながらの日焼け後の対処法

毎年のように猛暑猛暑と言われていますが、夏の日差しというのはどんどん厳しくなっています。
そこで気になってくるのが日焼けです。

昔ながらの日焼け後の対処法

日焼け対策をしていても焼けてしまうという方も多いでしょう。
日焼けというと軽く考えてしまいがちなのですが、日焼けというのは言ってしまえば肌が軽くヤケドをしているような状態です。
ヤケドしたままの肌を放置しておいてもいいことはひとつもありません。
年々日差しが強くなっているからこそ、昔ながらの日焼け後の対処法というものを知り、積極的に実践していきたいものです。

紅茶風呂

紅茶風呂

基本的に日焼けというのはオールシーズンするものなのですが、特に気を付けておきたいのはやはり夏です。
日差しの強い夏だからこそ外へ出かけたくなるものですが、外へ出かけると日焼け対策をしていても日焼けしてしまうものです。
外に出ているときには感じなかったものの、家に帰ってみると肌がヒリヒリするということもあるでしょう。
日焼けというのは、言ってしまえば肌が軽いヤケドをしているようなものです。
しっかりと日焼けへと対処しておきましょう。
日焼けで肌がヒリヒリするときには、ぬるめのお湯か水のシャワーを浴びて、まずはそのほてりを鎮めるようにしましょう。
さらに、そこから紅茶のティーバッグを使った紅茶風呂に入って、肌の炎症を和らげていきたいものです。
渋味成分であるタンニンの消炎作用が日焼けした肌にじんわりと効いてくれるのです。
では、肝心の紅茶風呂のやり方についてです。
まず、浴槽につかっても痛みを感じないくらいのぬるめのお湯を張っておきます。
1個から2個ほどの紅茶のティーバッグとお湯を用意して、マグカップで2杯ほどの400mlの紅茶を作って、浴槽に入れましょう。
あとは、そのお風呂にゆっくりとつかるだけです。
もし日焼けで痛むような場所があれば、そこにティーバッグをあてておくとなおいいでしょう。
なんとも贅沢な紅茶風呂ですが、ひとつだけ注意点があります。
それは着色です。
というのも、紅茶風呂では渋味成分であるタンニンの着色が起こってしまうことがあるのです。
タンニンの着色を防ぐためにも、入浴後にはすぐにお湯を抜いて、掃除をするようにしましょう。
これだけでタンニンによる浴槽への着色を防ぐことができます。

ヨーグルトのうわずみパック

ヨーグルトを美容や健康のために活用しているという方も多いでしょう。
どちらかというと食べたり飲んだりするイメージの強いヨーグルトですが、実はヨーグルトのうわずみパックという形で日焼けの対処にも使っていくことができるのです。
ヨーグルトのうわずみは、「乳清」「ホエー」とも呼ばれます。
ヨーグルトの水分が分離したものなのですが、これには細胞の新陳代謝を促してくれるビタミンや肌をしっとりとさせてくれるミネラルが豊富に含まれているのです。
うわずみをコットンやティッシュに含ませて、日焼けしたところに15分ほど乗せてみましょう。
これだけで日焼けの炎症によってカラカラになってしまった肌に潤いが戻ってきます。
ヨーグルトは新しいものを使って、終わったらぬるま湯で洗い流すようにしましょう。

牛乳パック

先ではヨーグルトのうわずみパックについてご紹介しましたが、そのヨーグルトの原料となっているのが牛乳です。
実は、この牛乳も肌を優しく労わってくれる日焼けの心強い味方なのです。
やり方は非常にシンプルです。
牛乳をコットンやティッシュに含ませて、日焼けしたところに貼り付けるだけでいいのです。
牛乳にはリン脂質というものが含まれており、それが肌を柔らかくしてくれますし、細胞の生まれ変わりを早めてくれるのです。
牛乳風呂といった形で美容面でも役立ってくれる牛乳ですが、かのクレオパトラも牛乳で顔を洗って、その美しさを磨いていたと言われているのです。
しかしながら、牛乳に含まれている脂肪分が肌に残ってしまうとそれが原因で肌荒れを起こしてしまうこともあります。
シミやそばかすの原因になることもありますので、注意しておきたいものです。
牛乳パックは15分ほどでいいので、時間が経ったらしっかりとぬるま湯で洗い流すようにしておきましょう。
牛乳を毎日飲んでいるという方も多いでしょうし、常に冷蔵庫の中に牛乳があるという方も多いでしょう。
牛乳をコットンやティッシュに含ませるだけという簡単な方法なので、誰にでも実践できるのではないでしょうか。