白髪に効果的な昔ながらの知恵薬
白髪は白髪で魅力的ではあるのですが、やはり老けて見えるという部分がネックになります。
白髪が出てくるのは当たり前なのですが、いざ白髪が生えてくるとやはりどうにかして隠したいと思ってしまう方がほとんどでしょう。
もともと髪の毛の色となるのがメラニン色素です。
そのメラニン色素を作るのが色素細胞です。
白髪というのは、この色素細胞の衰えが原因となっています。
細胞を元気にしてくれるような知恵薬が役立ってくれるでしょう。
ここでは、白髪に効果的な昔ながらの知恵薬についてご紹介していきたいと思います。
酢タマネギ
名前からして強烈な感じがしますが、酢タマネギというのは白髪に効果的な昔ながらの知恵薬です。
タマネギには、ケルセチンという成分が含まれています。
このケルセチンという成分は、細胞に酸素を運んでくれる赤血球の働きを活発にしてくれます。
タマネギといえばサラサラ成分が有名ですが、そのサラサラ成分はアリシンと呼ばれるものになります。
アリシンは、サラサラと流れやすい血液を作ってくれる働きがあります。
抜け毛と同じように白髪も結局は、血行不良や栄養不足によって起こるものと考えられています。
そこで血流を改善してくれるタマネギのパワーを借りて、色素細胞の隅々まで栄養と酸素が行き渡るようにしていきましょう。
酢タマネギは、ドレッシングとしてサラダにかけることもできますし、薬味代わりにもなります。
では、酢タマネギの作り方についてご紹介していきましょう。
まずは、タマネギ1個をできる限り薄くスライスしていきます。
薄くスライスした玉ねぎを大さじ3杯のハチミツと150mlの黒酢と一緒に密閉できる容器に入れます。
そして、よく全体を馴染ませておきます。
これを冷蔵庫で4日から5日ほど漬け込んで、2週間ほどで食べ切るようにしましょう。
ちなみに、タマネギの皮をむいて、日光に当てておくとケルセチンの含有量が増えます。
是非実践してみましょう。
酢タマネギという名前は強烈なのですが、実際にはハチミツも入っていますし、おそらく思っているほど強烈な仕上がりにはならないはずです。
黒酢に抵抗のない方であれば、まったく問題はないでしょう。
黒ゴマ牛乳
黒ゴマ牛乳は、名前からしていかにもおいしそうな知恵薬です。
黒いものというのは、なんとなく白髪によさそうなイメージがあるかと思います。
黒ゴマもその見た目のイメージから、昔から白髪の予防や白髪の改善に効果的な知恵薬の材料として活躍してきました。
もちろん、見た目のイメージだけではなく、実際にその薬効というのも証明されています。
黒ゴマには、老化を防いでくれるセサミンやビタミンE、色素細胞の成長を促してくれるビタミンB2、毛髪の生まれ変わりを助けてくれる亜鉛などとにかく栄養が豊富なのです。
しかも、髪や頭皮に嬉しい栄養ばかりなのです。
古代の中国では、黒ゴマというのは不老不死の仙人になるための薬とされていました。
2年食べ続けると、白髪も黒くなると謳われていました。
粒ゴマのまま食べてしまうと、その皮に阻まれて肝心な栄養素を摂取することができません。
そのため、すりゴマにしていただきましょう。
では、黒ゴマ牛乳の作り方をご紹介してきましょう。
まず、黒ゴマをすっていきます。
大さじ1杯ほどの黒ゴマでOKです。
しっかりとすったら、マグカップなどにすった黒ゴマと大さじ1杯のきなこ、適量のハチミツ、150mlほどの牛乳を入れて、よく混ぜ合わせます。
あとは、これを飲むだけです。
毎日気長に飲み続けるようにしましょう。
目覚めの1杯にも最適ですし、目覚めの1杯にしておけば習慣化されて続けやすくなるでしょう。
ちなみに、ホットにして飲みたいという方もいるかもしれません。
黒ゴマ牛乳は、ホットにしてもその薬効は変わりません。
アイスでもホットでも好きなほうで気長に飲み続けるようにしましょう。
黒ゴマをするのが大変という場合には、最初からすりゴマになっているものを購入して使うというのもひとつの方法です。
白髪に効果的な昔ながらの知恵薬ということでご紹介しましたが、黒ゴマ牛乳というのは一般的にもよく知られている健康食品といった感じなので、市販品でも似たようなものは見つけられるかもしれません。