無添加天然100%美容に良く効く昔ながらの手作りパック
「肌に浸透させる」100%自然由来の手作りパックのすすめ
美肌のためには「正しい洗顔」「十分な基礎化粧(化粧水・乳液・美容液など)」。
そして、「たまに行う美容パック」が効果的だと言われています。
今ではパックと言えば、美容成分を浸透させたシートを使い切りで顔に乗せていくのが主流ですが、どうしても保存のために保存料や防腐剤が使われていたり、香料など刺激の強いものが含まれがち。
肌が弱い方はもちろん、肌が強い方でもこうした人工的な成分を肌に浸透させ続けるのは気になりますよね。
そんなたまのパックには昔ながらの「手作り」がおすすめ。
もちろんコスト面でもかなり安くなりますし、何より安心安全が心強い!!
目的に合ったパックの作り方をご紹介します。
美白を目指して「緑茶パック」
シミ・そばかすなど、美白に効果的なのが「緑茶」のパック。
緑茶にはビタミンCがかなり含まれており、また、ポリフェノールの効果もあって、飲む美白美容液とも呼ばれるほど。
そんな緑茶ですが、飲んだ後の「茶葉」もパックにして有効利用が出来るのです。
緑茶パックの作り方
■材料■
- 緑茶の出がらし
- 薄力粉
- 水少々
■作り方■
- お茶を飲んだ後の柔らかくなった茶葉と、薄力粉を混ぜ、水を足しながら耳たぶより少し柔らかいくらいの硬さになるまで、こねます。
- 出来上がったパックを肌に伸ばしていきます。
好みによっては、水を多めにしても大丈夫ですが、水分が多いと剥がしにくくなるので注意してください。 - 硬めに練った方は、そのまま。
水分多めに練った方は、水分の蒸発を防ぐために上からラップを貼り付けましょう(空気穴は作ってください)。 - 10~15分ほど置いたら、完了。
柔らかめで作った場合は、肌にパックがくっついてしまいますので、その場合は無理矢理剥がさず水で顔を流して丁寧に洗い流していきましょう。
※注意※
茶葉は必ず1度は使用した、水分を含んだ柔らかい物を使うようにしましょう。
出がらしではないほうが栄養がありそうですが、固いまま薄力粉に練り込んでパックにしてしまうと、肌を傷つけてしまう可能性があります。
日焼け後には「きゅうりパック」でお肌のクールダウンを
昔は、火傷をするとキュウリをすり下ろして、患部に当てて治療していました。
今ではもっとよい火傷の薬があるのですが、日焼け後のクールダウンにはこのキュウリが効果的。
キュウリは9割以上が水分で出来ていて、身体を冷やす性質としては断トツなのです。
■材料■
- キュウリ
- ハチミツ
■作り方■
- キュウリをすり下ろします。
- すり下ろしたキュウリにハチミツを混ぜます。
- 少しとろみが付いた状態の物を、顔に乗せていきます。
その際、あまりに水分が多いと顔から落ちて、洋服や床にシミをつけてしまう可能性があるので、少し水分を絞ってからの方が良いです。 - 顔に乗せたら、ラップを被せてキュウリパックが顔から落ちないようにしつつ15分ほど放置。(空気穴を忘れずに)
- キュウリパックを顔から落としたら、水で顔を洗って完了。
化粧水などで肌を整えても良いです。
毛穴ケア・ニキビケアに「塩パック」
祖母から教えてもらったこの塩パック。
ニキビにも効くし、毛穴の引き締めにも効果的。
ただし、顔に傷が付いているととても染みるので、それだけが難点でした……。
■材料■
- 塩(できれば天然のもの)
- 卵白
- ハチミツ
■作り方■
- 卵白に塩を入れて混ぜていきます。
硬さは握ったときに形が崩れない程度。卵白1に対して、塩2の割合です。 - 1の塩にハチミツを混ぜ、トロッとした硬さになるまで混ぜます。
- 出来た塩パックを顔に塗っていきます。
この際、あまりに柔らかいと顔から流れて落ちてしまうこともあるので注意しましょう。 - 10分ほど放置したら完成。
落とす際はぬるま湯で優しく、擦らないように落としていきましょう。
※注意※
塩パックはスクラブ効果があるため、週1以上はやらないようにしましょう。
また、パックをした状態で肌を擦ると、傷が付いてしまうこともありますので、擦らず、優しく乗せていくようにしましょう。
【全てに共通の注意点】
手作りパックをする際の注意点ですが、人によっては刺激が強すぎる場合があります。
シミになる可能性もありますので、皮膚の目立たないところで試してみてから顔にパックするようにしましょう。
また、顔に傷があったり、肌の状態が不安定な時は避け、必要以上に擦ったり、放置したりしないようにしましょう。
効果がある分刺激も強いため、紹介した手作りパックを試してのトラブルに関して一切の責任は取れません。
あくまで、自己責任で行うようお願いいたします。