大掃除と新聞紙の昔ながらの知恵
年末の大掃除も新聞紙さえあれば全てピカピカに!?
年末の大掃除。年の瀬が忙しくなる最たる原因とも言えますね。
床のワックスがけに、窓掃除。
玄関のタタキも綺麗に掃除して……と、各掃除場所によって、使う掃除用具が異なるのも難点。
ですが、昔からある「新聞紙」があれば、家中どこでもピカピカに掃除ができるんです!!
窓掃除は新聞紙とお水でサッシまで綺麗に
冬の最中に寒い中水拭きをしなくてはいけない窓掃除は辛いですよね……。
水拭きをして全体の砂汚れを取った後に、ガラスクリーナーで拭いて、さらに拭き筋をから拭きして……。
ですが、新聞紙があれば、そんな窓掃除も簡単にできます。
【新聞紙で窓掃除】
- 新聞紙を1枚の半分に切り、それを八つ折りにします。
- バケツの水に軽く①の新聞紙をつけて、濡れた状態で窓を拭いていくと、新聞紙が汚れを拭き取っていってくれます。
- 最後に乾いた新聞紙を丸めて、濡れた窓の水分を摂っていくと、インクがワックス代わりになり窓がピカピカになります。
【新聞紙で窓のサッシも綺麗に】
- 新聞紙を丸めて、バケツの水に浸して濡らします。
- 1の新聞紙でサッシを拭いていきます。新聞紙はどうせ捨てる物なのでボロボロになってもOK。
- 拭き終わったら、乾いた新聞紙でから拭きして完了。
細かいところまでやりにくいサッシでも、新聞紙なら小さく折りたたむこともできるので、どんどん綺麗にすることができます。
超簡単!!新聞紙で玄関掃除
玄関のタタキは汚れやすいのにざらざらしていて、濡れ拭きはしにくいけど、ホウキで吐くと埃が舞い上がる……。
そんなやりにくい玄関でも新聞紙ならあっという間に、しかも静かに掃除ができます。
【新聞紙で玄関のタタキを濡れ掃除】
- 新聞紙をバケツの水などで濡らします。
- 新聞紙をちぎって、濡れたタタキの上にどんどん撒いていきます。
- 新聞紙が水を吸ったら、そのままホウキで集めて、捨てて完了。
濡れた新聞紙がタタキのホコリを巻き込み、ホコリをあげることなく濡れ拭き掃除と同じ効果を発揮します。
また、土汚れなども新聞紙に付着するので、あっという間に綺麗になります。
網戸を拭くときに重宝する新聞紙
網戸を拭くと片方の汚れが反対側に移ってしまって、なかなか綺麗にならずイライラすることがありますよね。
ですが、新聞紙を上手く使うと、1度で網戸が綺麗になるんです。
【網戸を拭くときに新聞紙を貼ろう】
- 広げた新聞紙を網戸の外側から、セロハンテープで網戸に張ります。
- 内側から掃除機で網戸を吸っていくと、汚れが一気に吸い込まれ、効率よく網戸掃除ができます。
濡らすこともなく使う新聞紙ですので、網戸掃除の後は、折りたたんで濡らしてサッシや窓、玄関の掃除なんかに使うと更に効率的かもしれませんね。
水回りの金属もインクでピカピカに
新聞紙のインクにはとても油分が含まれているので、それで金属を擦ると汚れが取れるばかりか油分でバリアーを張ることもできます。
水道の蛇口、トイレの配管、お風呂場の水垢の付いた蛇口などは新聞紙一つで、汚れを落とすことができ、さらには、油膜がはれるのでしばらく汚れが付きにくくなるという一石二鳥の効果が期待できます。
ブーツの型崩れ防止に
ブーツが型崩れするのを防ぐために、空気を入れるタイプの風船や、プラスチックの支えなどを入れている方も居るかと思います。
ですが、代替1シーズン終わるとその支え自体がくたびれてしまい、年に一度は買替えないといけなくなることもしばしば。
それなら、ためらいなく捨てることができる新聞紙を、束ねて、丸めて、固くして、ブーツの中に入れておきましょう。
新聞紙は除湿、消臭効果もあるので、かなり一石二鳥です。
新聞紙は畳掃除にも役立つ
今時は少なくなってきた畳のある和室ですが、そうした掃除も、固く絞った雑巾で拭いたり、日々のメンテナンスが欠かせなかったりとちょっと面倒です。
ですが、これも新聞紙で簡単に掃除をこなすことができるのです。
【畳を新聞紙で綺麗にする】
- 新聞紙を霧吹きなどで軽く濡らす。
- 濡らした新聞紙をちぎりながら畳の上に撒く。
- その後、ホウキで新聞紙を集めてまとめて捨てれば掃除は完了。
玄関のタタキを掃除するときと同じ容量で、濡れた新聞紙にゴミを絡め取らせる方法ですが、畳にこの方法を使う場合は、畳を直接濡らすのではなく、新聞紙を軽く濡らす程度にしましょう。
※畳は水分に弱いので濡らしすぎに注意※
掃除しにくい場所を簡単に掃除してくれる「新聞紙」。
どうせ年末にまとめて捨てるのなら、大掃除で活用してみましょう。