玄関を意外なもので綺麗にする昔ながらの知恵
風水的にも重要なポイント「玄関」を綺麗にしよう
玄関はその家の「顔」と言っても過言ではないほど、重要なポイント。
玄関が綺麗だと、他が多少散らかっていても気にならないのですが、開けた瞬間・開ける前からその家の顔とも言える玄関が汚いと……ちょっと残念な印象になってしまいます。
そんな玄関は「風水」から見ても重要なポイントで、玄関の綺麗さでその家の「金運」が大きく変わってしまうとも言われています。
ですが、玄関は車の排気ガスや砂、ドロなど落としにくい汚れですぐに汚くなってしまうので、掃除が大変。
昔の人の知恵を借りて、玄関を手軽に綺麗にできる裏技を勉強してみましょう!!
玄関を掃く前に塗れ新聞紙を撒け!?
埃や砂が入り込みやすい玄関は、掃き掃除をしても隅の方に砂が残ってしまったり、掃いたときに砂煙が上がったりして、手間がかかります。
ですが、そんな玄関の掃き掃除も「塗れ新聞紙」を使うことでぐっと楽に。
まず、新聞紙を1~2枚水に濡らし、適当な大きさにちぎって、玄関のハタキに撒きます。
それから、新聞紙ごとほうきで掃けば、塗れ新聞紙が埃や砂を巻き込んでくれるため、砂ぼこりがたったり、隅の方に砂が溜まってしまうようなことが起こりにくくなるのです。
しかも、地面にくっついていた砂や埃が塗れ新聞紙に吸着するので、砂ぼこりもとれやすく、時間短縮にもつながって一石二鳥です。
ポイントは「新聞紙がビチャビチャになる程は濡らさないこと」。
あまり濡れすぎてしまうと、水がハタキを濡らしてしまい砂が逆に地面にくっついてしまいます。
新聞紙が占める程度、で十分です。
玄関ドアの汚れはカーワックスで!?
玄関のドアは常に雨風にさらされて、汚れがつきやすく、また細かな粉じんでキズもつきやすい場所。
「雨風にさらされて、キズがつきやすい」
……ん? そんなもの、他にもありませんでしたっけ……?
そうです、「車」です。
車も雨風にさらされ、屋外に置いているため細かなキズがつきやすいものです。
そんな車を守っているのが「カーワックス」なんですが、このカーワックス、当然玄関ドアを守るためにも使えます。
やり方は簡単。
水で薄めた中性洗剤でドアの汚れを拭き取った後、カーワックスを塗り、最後にから拭きをすれば完成。
洗車の要領と変わらないですよね。
ですが、このカーワックスによるコーティングによって、玄関ドアもキズや汚れがつきにくくなるんです。
特殊なガラスなどを使用しているドアなどには使用できない可能性もありますので、試しにドアのスミなどでシミになったりしないか確認してから、試してみるとよいでしょう。
玄関周りが凍結したら重曹で解決!?
関東地方でも真冬になれば氷が張って、地面がツルツル滑るようになることが多々ありますね。
もちろん、それは玄関周りでも起こりうることなのですが、玄関を開けてすぐにそんな危険なゾーンがあると気がつかず、滑って転んでしまうケースもあります。
そんな危険を少しでもなくすために、寒い日や雪の後の日など、凍結が懸念される時は重曹を撒くとよいでしょう。
重曹は雪や氷を溶かす効果がある上に、よく雪の日に撒かれる塩のように、鉄をさびさせたり土に染みて植物を枯らすような塩害を起こすような心配もないので、安心して撒くことができます。
さらに、重曹に砂糖を混ぜるとよりいっそう滑りにくくなるので、おすすめです。
冬なのでアリが集まる心配もありませんし、足腰の悪い高齢者がいるお家や、小さなお子様がいる家などは、玄関先に撒いてみてはいかがでしょうか。
ドアノブのさび取りには蚊取り線香の灰がいい!?
日本人が古くから使ってきた偉大な知恵と言えば『蚊取り線香』。
蚊を寄せ付けないだけではなく、その灰からは「さび取り」によい効果を得ることができます。
蚊取り線香の灰は強アルカリ性で、酸性の鉄さびを落とすのに最適。
さらに、灰というのは粒子が細かいため研磨剤の役割を果たしており、磨けば簡単にサビや汚れを落とせる優れた磨き剤に生るのです。
使い方は簡単。
蚊取り線香の後に残った灰を少し布につけて、ドアノブを拭くだけでぴかぴかになり、さらにさび落としもできるのです。
夏になったら、蚊取り線香を使用した後に「もののついで」にドアノブを拭いてみてはどうでしょうか。