酢と塩でできる家中の大掃除の知恵

2018年8月16日意外な使い道

お酢とお塩があれば家中ぴかぴかになる！？

家の掃除をするときに、キッチンは油汚れが取れるクリーナー、お風呂はお風呂用洗剤、テーブルは除菌スプレーで拭いて、窓ガラスはガラスクリーナー……と、多種多様な洗剤を使ってはいませんか？

色々な種類の洗剤を用意すると置き場所にも困りますし、お財布にも優しくはありません。

しかも、窓にはこれ、キッチンではこれ……と使い分けていては頭もこんがらがりますし、何より手間がかかります。

昔の人は、重曹・お酢・お塩さえあれば、家中ぴかぴかになる程綺麗に掃除することができました。

今回は、お酢とお塩に焦点を当て、昔の人の知恵から家を綺麗にできる裏技を学んでみましょう。

窓ガラスは外からの埃や排気ガス等の油分ですぐに曇ってしまい、汚くなってしまいます。

硝子が曇ってしまうと、家全体が暗くなって汚いイメージになってしまいますので、ガラスは常にクリアにしておきたいところ。

ところが、市販のガラスクリーナーを使い続けると窓表面の痛みが進んでしまいますくなり、逆に汚れが段々と落ちにくくなるということもあります。

そんな窓掃除には「お酢」。

まず、酢を水で２～３倍に薄め、窓にまんべんなく霧吹きで吹きかけます。

その後、すぐにから拭きすると曇りがとれてピカピカになります。

因みに、汚れが多くつきやすい窓の外側については、先にから拭きでドロや砂を落としてから、酢水を拭きかけてから拭きすると、楽に泥汚れが落ちるでしょう。

【酢水で窓を拭く方法（内側）】

【酢水で窓を拭く方法（外側）】

ご飯を食べる食卓は常に綺麗にしておきたいところ。

ですが、除菌スプレーを毎回使うのは口に入れる物を置くテーブルにはちょっと心配。

そんな時はやっぱり「酢水」。

酢を水で２～３倍に薄めた酢水をスプレーし、後は乾いた布でから拭きをするだけで、べたつきもとれますし、汚れも落とせ、さらには酢の殺菌成分により、テーブル上の雑菌も落とすことができますので、一石三鳥でしょう。

毎日使うまな板は、雑菌の温床になりがち。

理想は料理後に熱湯をかけてよく乾燥させることなのですが、毎日の料理の度にそんなことは手間でやっていられません。

ですが、キッチン用漂白剤は成分が強すぎて、口に入れる物をダイレクトに切るまな板には使いたくない……。

そんな方には、やっぱり「お酢」と「お塩」

やり方はとても簡単で、まな板全体に塩を振りかけておき、その上から酢をスプレーするだけ。

翌日まな板を使う際に水で流せば雑菌の繁殖を抑えることもでき、さらに、酢の消臭効果でまな板の臭みも取ることができます。

一晩置くのが理想ですが、お湯を沸かすより簡単で、酢も塩も食べ物ですので安心して使うことができます。

プラスチック容器は食べ物の保存にとても便利で、人によってはお弁当箱の代わりに使用していることもありますね。

ですが、プラスチック容器はその素材の性質上一度臭いがつくと、なかなか取ることができず、衛生面も気になる物です。

お酢を使ってしまうとプラスチックが溶けてザラザラになってしまいますが、「塩」なら大丈夫！！

プラスチック容器に大さじ３杯くらいの塩を入れ（容器が小さい場合は適宜調節）、水を少量入れて蓋をし、よくシェイクするだけ。

塩には殺菌効果があるため、臭いの元となっている雑菌を減らし、菌の繁殖の予防もしてくれます。

【プラスチック容器の殺菌法】

キッチンの三角コーナーは小まめにゴミを捨てていても、どうしても臭いが出てきてしまうもの。

そんな三角コーナーは、「お塩」と「お酢」で簡単に脱臭することができます。

三角コーナーに塩を振り、スポンジで擦ると汚れが落ちるので、酢を２～３倍に薄めた酢水をスプレーすれば完了。

塩で雑菌の繁殖を抑え、酢の消臭・殺菌効果を利用して臭いを取り去ります。

【三角コーナーを酢と塩で綺麗にする方法】