ベタベタになりやすいレンジ周りを綺麗にする知恵
手軽に身近なものでレンジ周りを衛生的にする裏技!!
毎日使うガスレンジ周りは、キッチンの中でもシンクと1、2を争う汚れやすい場所。
ですが、シンクと違うのは「丸洗いできない」ところ。
落ちにくく、頑固な油汚れや、たわしで擦るとキズがつくのに焦げ付き汚れがついたりするレンジ周りは、まさに主婦の「手間の倉庫」。
もちろん、食品を扱う場所はそれでも綺麗に、衛生的にしておきたいので、そんな時は昔ながらの知恵を使って、「簡単」「経済的」「お手軽」の三拍子テクニックで掃除をしていきましょう。
レンジフードは「重曹」と「粉石けん」で簡単お掃除
換気扇を保護するレンジフードは、油汚れが最もつきやすく、放っておくと油汚れで「蜘蛛の糸」のような筋ができたりするほど。
人目にもつきやすく、黄色くなったレンジフードは見ているだけだけでも食欲がなくなってしまうので、「重曹」と「粉石けん」でピカピカに掃除をしていきましょう。
【レンジフードの掃除の方法】
- 重曹と粉石けんを同量ずつ混ぜて、少しずつ水を加えて練り上げていきます。
- ペースト状になったら、スポンジに少量乗せます。
- ②のスポンジを使って、「円を書くように」レンジフードを磨いていきましょう。
- 仕上げに、乾いた布でペースト状の粉石けんと重曹を拭き取れば、油汚れも一緒に拭き取られ、ピカピカになります。
ポイントは、一気に水を入れないこと。
水を入れることによって、重曹や粉石けんが泡立ってきますので、あまり入れすぎるとすぐにドロドロになってしまいます。
様子を見ながら少しずつ水を入れていき、「歯磨き粉」程度の固さを目指しましょう。
重曹と石けんが油汚れを浮かし、最後のから拭きでさらっと汚れが取れるようになるでしょう。
換気扇の油汚れも「重曹」と「粉石けん」で
レンジフードに並んで油汚れがつきやすいのが換気扇。
もちろん、日々油汚れを吸い込んでいるのですから、べとべとになるのは当然でしょう。
そんな油汚れも「重曹」と「粉石けん」でやっぱり簡単に落とせるのです。
【換気扇の汚れ落としの方法】
- レンジフードの時と同じように、重曹と粉石けんを混ぜ、水を加えて練っていきます。
- それをスポンジや使い古しの歯ブラシなどにつけ、換気扇の羽などにぺたぺたと着けていきます。
- まんべんなく重曹と粉石けんの合わせ物を着けたら、5~10分ほど放置。
- 仕上げに、浮き上がった油ごと、スポンジを使って軽く磨いてとっていきましょう。
ポイントは「放置時間を長くし過ぎないこと」。
あまりすぐに汚れを拭き取ろうとしてしまうと、油汚れが浮き上がっておらず、取りにくくなってしまうのですが、必要以上に放置すると、水分がなくなり、重曹と粉石けんがカピカピに乾燥してしまいます。
そうなると、逆に汚れが取りにくくなってしまいますので、だいたい10分くらいをめどに拭き取るようにしましょう。
もし、乾燥してしまった場合は、水で濡らしたスポンジか、湿らせた雑巾などで拭き取るようにしてみてください。
ガスレンジのこびりつきは「お塩」で
ガスレンジは温かい内にすぐに拭き取ることによってある程度の汚れは取れるのですが、それでも毎日使っている内に汚れがこびりついてしまいます。
そんなこびりつき汚れには「お塩」。
【ガスレンジの掃除の方法】
- ガスレンジを使用後、温かい内に塩を振っておきます。
- レンジが冷めたら、汚れを吸った塩を布かスポンジで拭き取ります。
ポイントは、塩を放置し過ぎないこと。
大抵のガスレンジには問題ないかと思いますが、ステンレスを表面に使っている物などは塩を放置すると錆びてしまいます。
そうならないように、塩が汚れを吸ったらすぐに拭き取るようにしましょう。
魚焼きグリルの掃除は「片栗粉」で簡単に
魚焼きグリルは掃除しにくく、汚れやすいワーストNo1。
でも、受け皿に水を張るタイプの魚焼きグリルを使っている場合は、「片栗粉」で簡単にお掃除ができるのです。
【魚焼きグリルの掃除の裏技】
- 魚を焼く前に、カップ1の水に対して大さじ4~5の片栗粉を溶いた水を、グリルの受け皿に入れて置く。
- 使用後、グリルの熱が冷めたら、油汚れを吸着した片栗粉を「ぺろん」とはがすだけで、油汚れが綺麗にはがれていきます。
ポイントは「冷めてから」。
熱いうちは、暑いのはもちろんなのですが、片栗粉が固まっておらず、「ぺろん」と綺麗にはがれません。
1晩放置してしまうと、乾燥してバキバキになってしまいますが、ある程度冷めて片栗粉が固まったあたりではがすと「ぺろん」と気持ち良く汚れがはがれていくので、グリル掃除は冷めてから、行うようにしましょう。