タマネギとジャガイモの昔ながらの美味しいコツ
キッチンに必ず置いてある「タマネギとジャガイモ」の簡単美味しいテクニック
ジャガイモとタマネギはキッチンに必ず丈夫しておく、「食卓の常連さん」です。
カレーやシチュー。ポトフや肉じゃがなど、どんな料理にも必ず貼っているジャガイモやタマネギは、簡単美味しくできるちょっとした料理のコツがあったのです。
そんなタマネギとジャガイモの調理のコツを、昔の人から学んでみましょう。
ジャガイモのゆで時間を簡単に短縮!!
ジャガイモを茹でるときは、水から……というのはよく知られた調理テクニックかもしれませんが、そもそもジャガイモを茹でるのは時間がかかって大変!
特に丸ごと茹でるときは中までしっかり火が通るのに、大きなジャガイモだと10分以上も茹でていかないといけなかったり、茹でたと思っても中心部分がまだ生だったりと手間と時間がかかります。
そんなジャガイモですが、ほんのちょっとのコツで、ゆで時間を大幅に減らすことができます。
そのテクニックとは……「金串を刺して茹でる」だけ!!
金串を刺すことで熱がジャガイモの中央に早く伝わりやすくなるため、ゆで時間を30%以上短縮することができます。
因みに、ジャガイモが煮崩れてしまわないよう、ジャガイモの中心部分を貫くように刺すのがポイント。
時間は短縮でき、煮崩れ防止にもなります。
火の通りにくいフライドポテトは二度揚げでおいしく!!
手作りフライドポテト美味しくて、子どものおやつとして大人気。
しかも、市販のものより手作りのほうが健康的で、できれば小まめに作っていきたいものですが、生からジャガイモを揚げていくのは実は火の通りが悪く、表面が焦げたりしがちでちょっと難しい。
そんなフライドポテトは2度揚げする前提で火を通していくと、焦げることなく、生焼けになったりすることもなくうまくいきます。
- まず、弱火で7~8分ほど揚げていき、1度取り出します。
- この状態だと、中まで火は通っていないのですが、段々と余熱で中心まで火が通っていきますので、冷めてたら油をよく切り、再び今度は「強火」で揚げていきます。
- そうして表面に色がついたら油から取りだして完成!
火が十分に通るのはもちろん、揚げたジャガイモは冷めると身が縮んでしまうのですが、二度揚げで身が縮みにくくなるという利点もあります。
因みに、櫛形ではなく、薄~く、ポテトチップスのようにスライスしたジャガイモも、一度弱火で揚げた後、再び強火で二度揚げすると、薄いペラペラのジャガイモが丸く膨れ、まるでポンポンのような楽しいフライドポテトになるので、お子様も喜ぶでしょう。
タマネギサラダはタマネギの○半分!
タマネギを食べるときは、火を通す場合はくし切りに切ったり、ハンバーグに入れるのでみじん切りにしたりと色々だと思います。
ですが、タマネギサラダ……オニオンスライスを食べる場合、ちょっとしたポイントでお店のオニオンスライスと同じ味になるのです!
ポイントは「タマネギを生で食べるなら『下半分』」。
タマネギの下(根側)は、上半分に比べて繊維が柔らかく生食に適しています。
ですので、オニオンスライスを作る場合は、タマネギの下半分を使うようにしてみましょう。
そして、切り方にもポイントがあります。
生で食べるときはタマネギの繊維に逆らうように、横に切るようにしましょう。
これだけで、小料理屋のオニオンスライス同じ甘くて柔らかいタマネギサラダになります。
因みに、上半分は炒め物で使うのにぴったり。
繊維に沿って、縦に薄くスライスしていくと甘みが出て美味しくなります。
もうタマネギで泣かない! タマネギ克服テクニック
タマネギを刻むと涙が出ますよね。
あれはタマネギから出る硫化アリルが空気に触れて揮発して、目を刺激して涙が出てしまうのですが、これもちょっとしたコツで抑えることができます。
それは、タマネギを冷やすこと!!
硫化アリルが揮発することによって涙が出てしまうので、揮発しないようタマネギ自体を冷やせば良いのです。
- まずタマネギの皮を剥き、それをラップで包みます。
- そうしたら、15分ほどそのタマネギを冷蔵庫に入れておくだけ。
硫化アリルが揮発しにくくなるため、目や鼻が刺激されず涙が出にくくなります。
また、最近出てきたライフハックで、「口を開けてガムを噛みながらタマネギを刻む」と涙が出にくくなる、というのがあります。
人体は涙よりも唾液を優先するため、ガムを噛むことで涙が出なくなるとか、硫化アリルは水に溶けやすいため、ガムを食べて唾液が増えると目の粘膜に届く前に唾液で溶けるから……と、諸説ありいまだに謎ですが、これも効果があるので試してみる価値はあるでしょう。