ベリーで健康!! イチゴとブルーベリーの栄養と保存方法
イチゴにブルーベリーは昔からの美味しい薬膳食材♪
甘酸っぱくて、春先の美味しい風物詩。
そんなイチゴとブルーベリーですが、甘いだけではなく、それぞれに優れた効能のあるハーブ……いわば、薬膳食材だったのです。
ベリーと言えば「ストロベリー」イチゴの全て
「あまおう」や「とちおとめ」など、日本には様々な種類のあるイチゴですが、元々は血と体液を補い、熱を取る働きのある高血圧予防の優れた果物。
また、ほどよい酸味があるため唾液の分泌を促し、喉の痛みを和らげる効果もあると考えられています。
【イチゴの主な成分】
- 食物繊維
- カリウム
- ビタミンC
- 葉酸
【イチゴに期待できる効果】
イチゴにはレモンよりもたくさんのビタミンCが含まれており、これから暑くなる季節に備えて、ビタミンCの補充とそれに伴う美肌効果を期待することができます。
また、食物繊維が多いため、便秘解消にも役立ち、女性にとって最高のデザート食材となっています。
血圧を下げる効果もあると言われており、高血圧の人も進んで食べていきたい食べ物ですね。
【イチゴの選び方と保存方法】
イチゴの旬は12月~6月。
イチゴ狩りなどに行くとわかりますが、イチゴのヘタ付近が白っぽいものはまだ熟し切っていないもの。
全体が鮮やかな赤色で、ヘタが瑞々しいものを選びましょう。
イチゴは洗ってしまうと傷みやすいので、洗わずにラップに包み、野菜室で保存するのがセオリーですが、元々傷みやすい食べ物なので、早めに食べるようにしましょう
イチゴのおすすめ食べ合わせ食材
【+「バルサミコ酢」でアンチエイジング】
イチゴには豊富なビタミンCが含まれており、それにより美肌・美白効果やアンチエイジング効果が期待できる美味しい食材なのですが、さらにそこに「バルサミコ酢」を加える事で、よりアンチエイジング機能がパワーアップ。
バルサミコ酢は発酵食品な上に、抗酸化力が強いため、イチゴと組み合わせることで、さらなる抗酸化作用が期待できるようになるのです。
バルサミコ酢とイチゴを組み合わせて食べるのは気持ち悪い……と思われるかもしれませんが、バルサミコ酢に砂糖を加えて少し煮詰めた「バルサミコソース」なら問題なし!!
見た目はとろりとしたチョコレートソースの様。
味は、甘酸っぱくて、イチゴとの相性は抜群です。
イチゴをそのまま食べる前に、せっかくの美容効果をアップさせる、+バルサミコ酢がけでいきましょう!!
甘いバルサミコソースならパンケーキとの相性もバツグン
目の健康に有名な「ブルーベリー」
ブルーベリーの「ブルー」の素、アントシアニンは目の網膜に含まれている「ロドプシン」という物質の働きを助けてくれるため、眼精疲労や視力低下の改善に役立つと、昔から重宝されてきました。
さらに、高い抗酸化力を持っているため、血管年齢の維持に役立つと言われています。
【ブルーベリーの主な成分】
- 食物繊維
- カリウム
- ビタミンE
- βカロチン
【ブルーベリーに期待できる効果】
ブルーベリーにはアントシアニンの他に、瞳孔の動きを助けるβカロチンや、視神経の働きを助けるビタミンEまで入っているため、本当に目の為に神様が作ったようなフルーツです。
眼精疲労や視力低下の改善、夜盲症の改善などに役立ちます。
また、感染症による下痢にも効果的で、薬があまりない時代は、お腹を壊した家族のために、ブルーベリーを詰みに森へ出かける少女の昔話なども残されているほどです。
優れた抗酸化作用もあるため、血管年齢の改善にもおすすめです。
【ブルーベリーの選び方と保存方法】
ブルーベリーの旬は6月~8月。
場所によってはその時期に「ブルーベリー狩り」などが開催されている牧場などもあるでしょう。
身がふっくらとして濃い紫色のものほど新鮮な証拠なのですが、ブルーベリーの表面には白い粉が付いています。
この粉はブルームと呼ばれるものなのですが、これが付いているほうが良品と言われています。
イチゴに比べてまだ日持ちのするブルーベリーですが、保存する際は密閉容器に入れてなるべく実がぶつからないようにして、冷蔵庫に保存するようにしましょう。
水気がなければそのまま冷凍保温することも可能です。
ブルーベリーのおすすめ組み合わせ食材
【+「リンゴ」で抗酸化作用UP!!】
ブルーベリーに含まれる強い抗酸化作用をさらにアップさせる、おすすめ組み合わせ食材は「リンゴ」。
リンゴにもビタミンが豊富に含まれており、リンゴそのものが抗酸化力の塊。
それをブルーベリーと組み合わせる事で、さらなる相乗効果が期待できるのです。
おすすめの食べ方は「スムージー」。
りんごを切って、ブルベリーと一緒にミキサーへ。
それを豆乳で飲みやすく割れば、美容と健康の一杯が完成です!!
ヨーグルトや牛乳で割っても美味しい