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便秘すっきり 昔の知恵で笑顔になろう

健康の知恵袋
便秘すっきり 昔の知恵で笑顔になろう

詰まった食べ物は食べ物で解決! もやもや便秘に役立つ4つの食事

日本人は欧米人に比べ腸が長く、穀物や野菜などからしっかりと栄養を摂れるような体になっています。

ですが、そのせいで欧米から入ってきた肉食メインの食生活で便秘になりがち。

しかも、日本人の長い腸にとって理想的な食物繊維の摂取量は1日25gと言われているのですが、実際には平均15gまで減ってしまったという調査結果もあります。

更に、デスクワークの増加で運動不足などが祟り、日本人の便秘率は右肩上がりになってしまったと言われています。

そんな日本人の便秘解消は、昔ながらの便秘解消レシピで解決するのが一番。

和食が苦手な人でもおいしく食べられる、様々なテイストの便秘解消レシピをご紹介します。

朝ささっと飲めるココアヨーグルト

ヨーグルト

便秘解消には「毎日」の対策が大切。

1日だけ食物繊維をたくさんとってはお腹が痛くなるだけで逆効果。

そうなると、毎朝ささっと飲めるものが理想なのですが、そんなときに便利なのが「ココアヨーグルト」。

不溶性食物繊維がたっぷり含まれたココアと、善玉菌の塊りであるヨーグルトを混ぜることによって、最強の便秘解消ドリンクに。

しかも、ヨーグルトにココアを混ぜるだけというお手軽さなので、忙しい朝でもぱっと作れて、ゴクっと飲むことができます。

プレーンヨーグルト&無糖のココアで作る場合は、ハチミツなどを入れると飲みやすくなりますが、糖分がブレンドされているココアやヨーグルトを使う場合は、甘さを控えめにした方が良いでしょう。

タピオカの座を狙う流行の兆し「バナナドリンク」にきな粉を入れて

バナナドリンク

最近のタピオカブームは目を見張るものがありますが、その座を狙う次なる飲み物があります。

それが「バナナジュース」。

バナナは不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の両方を持ち合わせていて、少し青っぽいバナナには、なんと! 善玉菌の餌となるでんぷんも多く含まれているとのこと。

よく、理想的な便は「バナナウンチ」と言われますが、バナナウンチをするために理想的な食べ物はまさに「バナナ」だったのです。

※理想的な便とは「バナナのような硬さ」「バナナのような大きさ」とされることから、バナナウンチが理想と言われています※

そんなバナナを牛乳と一緒にミキサーでジュース状にしたものは、毎朝飲みたい理想の快便ジュースなのですが、さらにそこに「きな粉」を入れることにより、さらに食物繊維を追加。

できればヨーグルトを加えるとさらに善玉菌もプラスアルファされて、最強の便秘解消ドリンクになります。

ちなみに、バナナはたくさん買ってきてもすぐに黒くなってしまう足の早い果物ですが、スイートスポット(黒い点々)が出た時点で皮をむき、少し潰してラップにくるんで冷凍すると、朝いつでもジュースにすることのできる便利な冷凍バナナができます。

さっぱりが好きな方は「セロリとリンゴのジュース」

リンゴジュース

『リンゴが赤くなると医者が青くなる』と言われるほど、ビタミンと食物繊維がバランスよく含まれているリンゴ。

アンチエイジングの他に、美肌効果やシミ予防、デトックス作用もあるリンゴですが、そこに食物繊維たっぷりのセロリを加えることでさらに便秘予防・改善効果をプラスアルファ。

セロリの香りにはイライラを鎮静化する効き目がある上に、カルシウムもビタミンも豊富なので女性にはぜひおすすめしたい食材。

セロリとリンゴを半分ずつミキサーに入れ、水150ccを加えたらミキサーにかけるだけ。

できればそのまま飲みたいところですが、繊維質が多いので飲みにくく感じる際はキッチンペーパーなどで漉しても良いでしょう。

甘いものが苦手な人は「サツマイモのお粥」でがっつりめに

サツマイモ粥

年配の方ほどお腹の筋力が弱くなり、便秘になりがち。

ですが、ココアやミキサーを使ったジュースなどは高齢者には敬遠されることも。

そんな場合はサツマイモを使ったお粥で朝の便秘解消用の朝食を作ってしまいましょう。

サツマイモは食物繊維で知られた野菜ですが、サツマイモに含まれる「ヤラピン」という成分は、便秘解消に効果のある成分と言われています。

そんなサツマイモを1センチ角に切り、軽く茹でて火を通したら、前日の残ったご飯を入れます。

そこに、和風だしを入れ、味を整えたら、サツマイモのお粥の出来上がり。

忙しい朝にワザワザ生米からお粥を作らなくとも十分。

食べるときにごま塩をふっていただきましょう。