肌トラブルを解決する昔の知恵4選!!
天然素材でできる肌に優しい美容の技を4つご紹介!!
肌トラブルは元々肌が弱い……ということもあるのですが、化学繊維、化学物質に肌が負けてしまうことが原因でも多々起こります。
例えばですが、洗浄力の強い洗顔フォームによって必要以上に皮脂を取られて荒れてしまう。
石鹸の流し残しで吹き出物が出来てしまう。
肌に合わない香料が入った化粧水で荒れてしまう。
添加物で肌がかぶれてしまう。
こうした問題は洗顔フォームや基礎化粧品を使用しなければ発生しないことなのですが、そうは言っても、肌は汚れますし、乾燥もします。
このような場合は「自然100%」の素材を使った、昔の知恵の美肌術で肌をケアしていくと良いのです。
もちろん、肌ケアは毎日長期的にやる必要があることですので、より肌に優しいもののほうが良いに決まっています!!
そんな昔の知恵からおすすめの、4つの美肌ケア方法をお伝えします。
ほうれん草のゆで汁洗顔
ビタミンを豊富に含んでいるほうれん草。
ですが、ほうれん草のビタミンは水溶性で、洗っているだけでもお水にそのビタミンが流れ出てしまいます。
ですので、場合によってはほうれん草そのものよりも、その茹ゆでの方が、ビタミンが多くなってしまうこともあります。
また、ほうれん草のゆでには『サポニン』という……天然の石鹸成分が大量に溶け出しています。
このサポニンは顔の皮脂を乳化し「丁度よい加減で」皮脂を落としてくれるのです。
そのため、ほうれん草のゆで汁で顔を洗うことによって、ニキビや肌荒れが少なくなり、お肌をスベスベにしてくれるというわけなのです!
ほうれん草のゆで汁やり方はとても簡単。
ほうれん草のおひたしを作るときなど、ほうれん草をゆでた後の茶色になった汁をとっておき、これで洗顔をするだけ。
ただし、お鍋に残った汁の底の方にはドロ(砂)が残っている可能性もありますので、底の方のゆで汁は使わないようにしましょう。
アロエパックでニキビ対策
アロエは昔から皮膚の薬として利用され続けた、いわば薬の観葉植物。
薬でなかなか治らないような頑固なニキビには、逆に自然のアロエの力を借りて、アクネ菌の毒を中和してみると良いかもしれません。
やり方は、アロエの葉を水洗いしてすりおろし、上澄み液を取って、水を2~3滴加えて薄めます。
このアロエ汁をコットンにたっぷり含ませて、気になるニキビのところに付けてパックしましょう。
ニキビができやすい=皮脂分泌が盛んという事なので、上記のほうれん草のゆで汁洗顔など、「ほどほどに」こまめに洗顔して、皮膚表面を清潔にしておくことが大切です。
また、便秘や油物の食べ過ぎなどの胃腸からくるニキビもありますので、食生活も気を付けるようにしましょう。
塩湯でニキビ跡対策
塩湯もニキビに効果的。
場合によっては、残ってしまったニキビ跡にも効果的と言われるほどです。
ニキビができた時に、ニキビ跡を残さないようにするためにも、塩湯をやってみるのがおすすめ。
やり方は、熱めのお湯に大さじ1杯の塩を溶かして、優しく叩くように洗顔をするだけ。
この時、擦ってしまうと塩のスクラブ効果で肌表面が傷ついてしまうので、あくまで丁寧に時間をかけて、叩くように洗顔をすること。
最後は水でしっかり洗い流せば、ニキビはもちろん、赤いニキビ跡にも効果的。
また、ニキビ跡の小さな凹凸には指先を水で湿らせて、そこに塩をつけて優しくこすると、後が薄くなって、次第に滑らかになっていくそうです。
この方法は、塩のスクラブ効果を利用したものになるので、やや肌に負担がかかります。
絶対に強くこすり過ぎたり、毎日執拗にやったりしないで、週1~2回のお手入れとしてやりましょう。
アロエ&リンゴジュースで中から美しく
ニキビの薬としても有能なアロエは、飲んでも肌の炎症に効果的。
毎朝アロエリンゴジュースを飲むことによって、ニキビ予防になる他、抗炎症作用、細胞の再生促進作用、便秘解消作用で、シミや肌荒れ対策にもなります。
作り方はアロエ4~5センチを用意し、葉のトゲトゲをそぎ落とします。
そしてニンジン、と一緒にミキサーにかけ、すぐにレモン汁をひと絞り。
こうすることによって、ニンジンのビタミンC破壊酵素が働かくなるので、その後リンゴも一緒にミキサーにかければ出来上がり。
リンゴの甘さで砂糖などを入れなくても十分飲みやすく、レモン汁のおかげでビタミンCも摂取できるため、本当に肌に良い飲み物となっています。
出来る限り、毎朝、少しずつ飲むようにしましょう。